いくつもある自律神経失調症の症状の中には
慢性疲労・倦怠感があります。
自律神経には
・脳や体を動かすときに働く交感神経
・休息するときに働く副交感神経
この2つがあります。
交感神経と副交感神経は交互にバランスよく働いて
心身を一定の状態に保ちます。
ストレスで交感神経が優位に働くと
副交感神経が働く時間が短くなって
自律神経のバランスを崩してしまいます。
このように自律神経のバランスが崩れると
休息がうまくできなくなります。
休息ができなければ疲労の回復もできません。
例えば
1日の疲れが「10」だとすると
その日のうちに疲労を「10」回復するのが理想ですが
副交感神経の働きが弱いと休息が不十分なため
疲労は「5」しか取れません。
前日の疲労が「5」が残った状態で新しい1日がスタートします。
そしてまたその日の疲労が「10」が加算されて
残った疲労と合わせて「15」になります。
しかし疲労は「5」しか回復しないので
今度は疲労が「10」残った状態で新しい1日がスタートします。
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これを繰り返すと疲労が累積していき
慢性疲労になります。
この慢性疲労を改善するには
・自律神経を乱す原因となるストレスをなくす・減らす
・頑張りすぎない
・交感神経を刺激するカフェインをやめる
・みぞおちを温めて副交感神経を刺激する
・睡眠をしっかりとる(夜眠れない場合は昼寝をする)
など自律神経のバランスを整える必要があります。
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