4つのストレスと自律神経
現代の社会で生活するには
ストレスは避けて通れないものです。
今回はストレスについてお話ししたいと思います。
普段何気なく「ストレス」という言葉を使っていますが
ストレスには4種類あるのをご存じですか?
1精神的ストレス
夫婦・親子・友人・同僚・上司・部下・恋人・嫁姑などの対人関係。
転居・入学・結婚・離婚・失恋・昇進・転職・病気・怪我といった環境の変化。
騒音・振動などの住環境
長時間労働・低賃金・パワハラ・セクハラなどの労働環境。
災害・疫病・戦争・不況などの社会環境。
2構造的ストレス。
頭蓋骨、背骨、骨盤などの骨格のゆがみ
立ち仕事・長時間の運転・重労働
睡眠不足
など体のアンバランスが引き起こすストレス。
3化学的ストレス。
添加物、農薬、経皮毒、排気ガス、たばこなど
化学物質は体に負担をかけますが
この負担がストレスになります。
4暑さ・寒さのストレス
猛暑・寒波・湿度が高いときの不快感(例:梅雨時の満員電車)
冷蔵庫内の作業・防護服を着て作業をする
などの気温や湿度によるストレスです。
ストレスは人体に悪い影響を与えることは
みなさんよくご存じかと思います。
次はストレスが人体に与える影響について
お話しします。
ストレスが人体の与える影響
精神的ストレス・構造的ストレス
化学的ストレス・暑さ・寒さのストレス
これら4つのストレスには
心で感じるストレスと体で感じるストレスがありますが
どのストレスかに関わらず
自律神経の交感神経にスイッチを入れます。
交感神経は
ストレスを感じた時に
瞬時にそれに対抗するために
スイッチが入りやすくできています。
自律神経にはこの交感神経と
リラックスをして疲労回復・体の修繕・消化などをする副交感神経がります。
交感神経と副交感神経。二つの神経が交互に働いて
体を一定の状態に保ち生命を維持しています。
しかし持続的にストレスを感じると
交感神経にスイッチが入り続けてしまい
自律神経が乱れてしまいます。
すると
血流が悪くなって起こる肩こりや腰痛
夜眠れなくなる
胃腸の調子が悪くなる
動悸がする
など人によって色々な不調が表れます。
ストレスも少しならいいですが
持続的に受けると
自律神経失調症やうつ病の素になります。
ストレスを減らすには
ストレスは不調や病気の素になりますので
ストレスのない生活ができれば良いのですが
そうもいきません。
しかし、ストレスをゼロにはできませんが
減らしたり、解消することはできます。
自分が感じているストレスを
精神的ストレス・構造的ストレス・化学的ストレス・暑さ・寒さのストレス
の4つのストレスに照らし合わせてリストアップしてみてください。
減らせそうなもの
解消できそうなもの
はありませんか?
例えば
嫌な人とは極力関わらない
コンビニ弁当やカップ麺を食べない。
睡眠時間を増やす。
体操などの軽い運動をして骨格を整える。
お風呂で体を温める(体を温めると副交感神経にスイッチが入ります)
など、できそうなものがあったら
是非やってみてください。
ストレスの多い世の中ですから
病気にならないためにも
ストレスをうまく減らしたり、解消して
ストレスと上手に付き合いながら
生活していくしかないのかなと思います。
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