厚生労働省の「性別にみた有訴者率(2022年度)」という調査では、
女性は1000人中129.8人 男性は1000人中60.4人が肩こりを自覚しているそうです
厚労省のデータを見ると
女性は男性の2倍もの方が肩こりを自覚しているということになります。
・男性に比べて筋肉量が少ない
・ホルモンの影響で自律神経が乱れやすい
・女性ならではのストレス
などが男性よりも女性の方が多い理由かもしれません。
当院でも肩こりのご相談が最も多いのです。
その症状は肩や首にかけて
締め付けられるように痛む・肩が重だるい
といった痛みを訴える方が多いです。
ひどくなると
頭痛・吐き気・めまい・しびれなどを引き起こしたり
眼精疲労を伴うこともあります。
こうなると日常生活を送るにも支障が出てきます。
肩こりや首のこりに伴って起こる頭痛を緊張性頭痛といいます。
片頭痛とは違って
脈と同調するような痛みではなく
・頭が締め付けられるような痛み
・後頭部から首筋にかけて締め付けられるように痛む
・何かをかぶっているように重たい
といった痛みといった痛み方をします。
肩こりの主な原因は
首・肩・背中の筋肉の緊張や疲労です。
首・肩・背中の筋肉は
4~5Kgもある頭や体重の1/8程もある両腕を支えていて
常に大きな負荷がかかっているのですが
猫背・パソコンやスマホの操作・デスクワーク・子供の抱っこなどの姿勢は
頭や上半身が前に倒れないように首・肩・背中の筋肉が緊張して踏ん張るので
余計に負荷がかかります。
長時間このような姿勢を続けていると筋肉が固まってしまいます。
筋肉には伸び縮みすることで
血液を押し流すポンプ作用があるのですが
筋肉が緊張して固まると
筋肉は縮みっぱなしになるので
このポンプ作用が機能せず血流が悪くなってしまいます。
加えて筋肉が縮むと筋肉の中の血管や神経も押しつぶされて
余計に血流が悪くなり乳酸などの疲労物質が溜まります。
そればかりか筋肉に酸素が運ばれませんので痛みや重だるさが発生するのです。
肩こりの原因には筋肉の緊張や疲労の他にも
最近多いのは自律神経の乱れからくる肩こりです。
ストレス社会ともいわれる現代社会は
持続的なストレスにさらされながらの生活を余儀なくされます。
こうしたストレスを受けると
自律神経の交感神経も持続的に働くので
自律神経のバランスが乱れてきます。
正常な自律神経のバランス
↓
乱れた自律神経のバランス
交感神経が働くと筋肉に力が入りやすくなったり、
血管を細く収縮させたりします。
仕事中など無意識に肩に力が入っていたり、歯をくいしばっている方は
自律神経のバランスが交感神経優位になっているかもしれません。
自律神経の乱れが原因の肩こりは
筋肉をほぐすだけでは改善しないのが特徴です。
自律神経の乱れを改善する必要がありますので
当院では自律神経調律セラピーをすすめています。
肩こりの原因には筋肉の緊張や疲労・自律神経の乱れの他にも
心臓、胃腸、膵臓、胆石などの内臓疾患があります。
動悸、食欲不振、体重の減少、発熱など
肩こりに伴う症状がある場合は病院で診てもらいましょう。
肩こりを改善するには
・血流を良くして疲労物質や老廃物を流すこと
・血流を良くして筋肉に酸素を行きわたらせること
が大事になってきます。
1 ストレッチや体操を小まめにする
2 同じ姿勢を長時間とらない
3 首や肩を冷やさない
4 毎日湯船につかる
5 整体などで定期的に筋肉をほぐす
など日ごろから血行を改善することを心がけるとが
肩こりの改善・予防につながります。
ストレス・頭痛・肩こり
私は10年近く頭痛に悩まされていましたが、脳神経外科や心療内科などに行きましたが全く良くなる事はありませんでした。
ほぼ毎日のように薬を飲むほどだったのですが、ひだまりに通っていくうちに少しづつ痛くなる日がなくなってきています。薬が手放せなかった毎日がうそのようです。
朝の目覚めもスッキリ起きれるようになりました。もっと早くから通っていればよかったです。いつもありがとございます。おかげ様で快適な毎日を過ごす事ができています。
H.A様 (23歳 女性)
首の痛み・ストレス・不眠
ひだまりに行く事が、今一番の私のいやしの時間です。
仕事や家庭でのストレス・肩こり・腰痛をとってくれます。部屋の中のアロマのにおいとオルゴールのメロディーがリラックス効果を誘います。
いつも症状に合わせて頂きありがとうございます。私の元気の元です。
M.M様 (38歳 女性)
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